お知らせ

完成!ルーレベンチ

2025年9月10日

 2025年日本国際博覧会(大阪関西万博)会場への乗換駅であるJR大阪環状線 弁天町駅に、当社の金属3Dプリンターを活用して製作した『ルーレベンチ』が設置されました。

 ルーレベンチは、西日本旅客鉃道株式会社(JR西日本)の発注により、株式会社竹中工務店がデザイン・製作したもので、当社は、脚部フレームの製作を担当しました。

 フレームは、WAAM式(Wire Arc Additive Manufacturing)金属3Dプリンターによって造形したもので、組立後の全長は6.2m、幅は1.5mであり、屋外の公共空間に設置された金属3D造形物としては国内最大級の事例です。

 また、ルーレベンチの製造に於いては、造形材料であるワイヤの一部に廃却レールを溶解して用いていること、座面の木材に六甲山の間伐材ヒノキを使用していることなど、SDGsの目指す循環型社会への取組にも注力しています。ちなみに、「ルーレ」という名称は、フレームの断面がレールの上下逆になっていることと、フランス語のRouleに「循環する」という意味があることから名付けられました。

 関西万博にお越しの際は、是非、弁天町駅で途中下車して、座り心地をお試しください。

 (下のボックスから、メイキング動画にリンクできます。)

                 ルーレベンチ(大阪環状線 弁天町駅)

【共創企業】大同特殊鋼株式会社 日本ニューロン株式会社 SHARE WOODS 株式会社フランウッド 株式会社BIKO

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