金属3Dプリンターを導入しました。

当社は、本年10月に、MX3D社（オランダ）製の金属3Dプリンター装置「MX3D M1 System」を竜子工場に設置し、今月より本格的な造形を開始しました。

M1システムは、ロボットを用いたWAAM（Wire Arc Additive Manufacturing）方式による金属3Dプリンターであり、一層毎に溶接層を重ねることによって3D造形を行います。したがって、他の制約がない限り、ロボットの可動範囲である横2.2ｍ×縦1.4ｍ×高さ1.7ｍまでの大サイズの製品の造形が可能です。

当社は、かねてよりSDGsの実行を推進していますが、金属3Dの導入はその一環であり、究極のネットシェイプ成形によって、材料ロスの低減に寄与できます（Goal 12：つくる責任、つかう責任）。また、SDGsの観点からの新しい取組として、3Dプリンター設置職場内に「サテライトオフィス」を設け、静寂で心地良い環境によって制御ソフト制作作業の効率化を目指しています（Goal 8：働き甲斐）。

皆様からのご用命をお待ちいたします。